2日目は、朝からラ・フォル・ジュルネ(熱狂の日)のコンサート漬けでした。東京では今年はバッハ特集ですが、ここ金沢ではモーツァルト特集。コンサート会場は金沢駅に隣接している石川県立音楽堂ホールなど複数箇所で行われました。駅のコンコースでは無料コンサートも開催されいたり、子供向けにトークショーなども開催されていたり、辺り一面音楽祭で賑わっています。
まずは、パリ国立音楽院の同僚で結成された若手の室内楽グループであるモディリアーニ弦楽四重奏団の演奏による弦楽四重奏の第19番、「不協和音」を堪能したあと、工藤重典というフルート奏者が加わった、フルート四重奏曲の2曲を楽しみました。こんな感じで、1コンサートあたり45分の単位で以降たくさんまわって楽しみました。

次はディヴェルティメントニ長調と、ピアノ協奏曲第9番「ジュノム」です。ディヴェルティメントは明るい有名な曲です。ピアノ協奏曲はピアニストにジャズ界から小曽根真氏が出演して、非常に独創的なインプロヴィゼーションを魅せてくれて面白かったです。


ピアノソナタから2曲、ピアニストはアンヌ・ケフェレック。2曲とも大好きな曲ですが、早起きしたこともあり、ちょっとうとうとしてしまいました。極上の音楽を聴きながらうとうとするのはそれはそれで贅沢なことですよね。


ちょっとお腹が空いたので、事前に調べていた駅近くの美味しそうなラーメン屋で昼食。
食べてみるとなんだか、ひとつひとつ丁寧に作っているなぁとしみじみ思うような味でした。おおざっぱにカテゴライズすると、横浜の”家系”です。大満足でした。
続いては井上道義指揮による、フィガロの結婚の序曲と、クラリネット協奏曲イ長調です。最晩年に作曲されたクラリネット協奏曲は明るいのに悲しいという何ともいえない素晴らしい曲です。それをポール・メイエというクラリネット奏者は見事に演奏してくれました。


再びモディリアーニ弦楽四重奏団、そしてヴィオラにひとり加わって、弦楽五重奏曲第5番ニ長調です。振り返ればこの演奏が今回のモーツァルトのコンサートでは最も印象に残りました。特に第2楽章の美しさに身震いがしました。この構成の曲だとあとト短調の曲もそうですが、全く違うモーツァルトの一面をかいま見ることができます。本当に素晴らしい曲だし、素晴らしい演奏でした。


続いてはディヴェルティメントの変ロ長調、そしてピアノ協奏曲第12番イ長調。ピアニストは菊地洋子という日本を代表する若手のモーツァルト弾きのピアニストです。長い黒髪が特徴的で、以前シャンプーのCMにでていました。見るのは初めてでしたが、とっても背の高い、大柄な女性でした。またピアノの演奏は不思議なことに鍵盤の音一粒一粒がキラキラ輝いて聴こえます。何とも不思議な魅力のある演奏家で、また東京などでコンサートがあれば行ってみたいと思いました。



再びアンヌ・ケフェレック氏によるピアノソナタの演奏。申し訳ない気もするけれど、演奏も完璧なのですが、なぜかまたもやうとうとしてしまいました。

今日8つ目、やっと最後のコンサートは20時からこれまた有名なピアニストである仲道郁代による初期のピアノソナタ三つを楽しみました。10代の時に作曲したであろうこれら初期のピアノソナタでも十分モーツァルトがいかに最小限の主題で最大限に素晴らしい曲を作れたか、彼の天才ぶりが堪能できました。


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