木曜日, 2月 02, 2012

パリ一人旅(Day 6)

Bonjour! パリ6日目。

今日はラン後モンパルナス探索、ランチ、ロダン美術館、サンジェルマン・デ・プレ探索、オルセー美術館と盛りたくさんを予定している。けれどもこの曲のように優雅さを忘れずに駆け足で。

♬ドビュッシー 「パスピエ

いつものようにルームサービスでお願いするとトレイに溢れんばかりの朝食が盛られ運ばれてきた。
前ホテルで魅力的なプライスを提示してくれ、朝食もフルにつくと言っていたが、こんなに盛りだくさんとは思わなかった。。。でも美味しいので完食。

さすがに消化に時間がかかるかと思ったが30分程でなんとか走れそうな気がして、ジョギングへ。

今朝はホテルのあるマレ地区のヴォージュ広場をスタートに、バスティーユに行って、あとはサン・マルタン運河沿いを遡っていくコース。


途中までは水は地下を流れているが、2キロ程いったあたりから急に運河が現れる。

小樽運河みたい。。。

気温はマイナスだが、明るくなりだした東の空とパリの風景を眺めながらジョギングは最高だ。

このエリアは映画「アメリ」でも登場したあたりで、とても落ち着いている。
イメージ、東京で言うと、場所的にも雰囲気的にも山手線の外側の目黒川がしっくりくる。

バスティーユ広場の前は行きはそれほどでもなかったが、マルシェの準備に取りかかっている店がだいぶ増えて来ていた。


ヴォージュ広場に戻り走行距離が10キロになるまで数周してゴール。


シャワーを浴びて支度を済ませ、まずはロダン美術館へ。
ロダンがアトリエとして使い、そして暮らした「ビロン邸」は今年4月頭まで改築工事のため閉鎖されていたが、別館にてロダンのデッサン300点が展示されていた。それらの筆跡の迷いの無いこと!

アンヴァリッド(廃兵
院)を背景に「考える人」。

「地獄の門」

歩いてパン屋のポワラーヌへ。

クッキーなどを購入するとともに、掛けてあったかわいいトートバックに目を奪われ、これも購入することに。

サンジェルマン・デ・プレの教会ではちょうど正午を告げる鐘の音が澄み切った青空高く鳴り響いていた。

ランチはモンパルナス地区にある「Cobea」へ。
昨年9月に出来たばかりのビストロ。

ここを選んだのはブログやガイドブック等の情報に加え、内装写真から感じる雰囲気が気に入ったから。なんというか、洗練された中の暖かみを感じた。

前菜は海老や野菜に、直前に黒い南部鉄器のような土瓶に入った”ダシ”をかけいれて食べるもの。斬新で美味しい。

メインはピジョン。先日のレストランに比べこちらはあっさり目の味付け。
黒トリュフからもいい香りが立ちこめる。

デゼールのシュークリームのようなケーキはとてもおいしかった。
これで33ユーロ。とても美味しいが、もうちょっとボリュームが欲しい。ただ空間は思った通りとても雰囲気がよく、客層も洗練された人たちばかりだった。今度来ることがあれば是非夜に来てみたい。

11, rue Raymond Losserand 75014 Paris

その後はモンパルナス墓地へ。

ここにはボードレール 、ボーヴォワール、サルトル、サミュエル・ベケット、モーパッサンなどが安らかに眠っている。


さらに歩いてモディリアーニなども通ったというモンパルナスのカフェの前を通過したときは、何だか感慨深かった。


私の耳は貝の殻
海の響きを懐かしむ

詩:ジャン・コクトー、訳:堀口大學


陽も西に傾き始めた頃、ようやくオランジュリー美術館へ到着。
やわらかな自然光の差し込む白壁の部屋一面のモネの睡蓮の画には圧倒され、腰を抜かした。

セーヌ川対岸から眺めるオルセー美術館。更に陽も暮れ始めた。そういえばもう今日が最後のパリの夕焼けか、、、そう思うとこみ上げてくるものがあった。
ここでは、一昨年国立新美術館でのオルセー美術館展の時の作品にもたくさん再会できた。あの時は10回以上も行ったから。でも今回僕にとってのオルセー美術館はとにかくゴッホだった。そんな僕も何時の間にかゴッホがピストル自殺した歳と同じかぁ、と感慨深く眺め入った。なお「星降る夜」は世界を駆け巡り中だそうだ。

そしてマレ地区へ戻り、さいごにポンピドゥー・センターへ。
いまだに工事中なのかと思わせられる、斬新というか奇抜な建物とチューブ。

最上階までそのいびつなチューブのエスカレーターを上ると、遠くにエッフェル塔が見えた。

もう時間は9時。だいぶお腹も空いてきたなと思い歩きながらホテルへ。
昨夜まで夜はずっとホテルで食べていたけど最後の今日くらいと思い、iPhone App.のTrip advisorで現在地から近くて、良さげなレストランを検索。

マレ地区にある「Robert et Louise」という名のステーキ屋へ。
店内は満席だったが、お願いしてなんとか長机の端に入れてもらった。

暖炉の前では大きな塊の肉が次々と焼かれている。うまそう。。。
2人前のステーキを注文。店員から「大丈夫?」と言われたが、にこっと「無問題」と答えた。

1キロ超あるステーキがドーンと運ばれてきた。

表面は焦げているが、中はミディアムレアで、噛み応えのある肉の赤身が溜まらなく美味しかった。3人前を注文していた、僕の正面、長机を対面に座っている男性2人組は「美味しいだろう?」と声をかけてくれた。その後、苦しそうにしながらも満足そうに完食して帰っていった。

大勢の客の座る長テーブルに引き続き座り、あっという間に駆け抜けたパリの行程を振り返りつつ、ひとり肉に食らいつく。突然決めた旅行だったが、今後ひとりでこんな旅行をする事はないだろう、と行く前からぼんやりと思い、だからこそ一瞬一瞬を本当に噛み締めながら過ごしてきた。そして最終日のあしたも。。。

♬ドビュッシー「Clair de Lune」(月の光)

ふと部屋から外を見ると月が出ていた。パリで初めて見る月だった。これをみて、ドビュッシーはあの名曲を書いたのかぁ、、、なんてことに思いを馳せながらいつの間にか zzzzz


0 件のコメント: