金曜日, 2月 03, 2012

パリ一人旅(Day 7)

Bonjour! パリ7日目、最終日の朝。

今は朝7時だけれども、夜明けはまだまだずっと先のことのように暗い、静かな朝。
外が明るくなり始めるのは8時すぎごろからで、ネットでこの季節パリの日の出を調べたら8時23分だった。

♬フォーレ ”レクイエム”「In paradisum

今朝は初めてラウンジに降りていって朝食。

焼きたてのパンや奥にはハムとチーズが並んでいる。

最終日の今日にふさわしくルーヴル美術館へ。

ハイシーズンだとものすごい行列らしいが、駅から直通になっている入り口から入ったら全く並ばずに入れた。

美術館の中に入っても開館間近ということもあろうが人はまばら。

てくてくと広い回廊を歩いていたら不意に視界に飛び込んできた「サモトラケのニケ」。
あまりの神々しさに膝がガクガクとした。。。

なんという完璧なフォルム、まさに今飛び立たんとするエネルギーを感じる。
写真では何度も見たことがあったが、実際目にするとその迫力に圧倒された。「Nike(ナイキ)」のマークや名称もこの像から来ている。

他にはダヴィッド作の「ナポレオンの戴冠」
こんなに大きな画だとは知らなかった。

レオナルド・ダ・ヴィンチの「モナリザ」
ここだけはセキュリティがしっかり張られ、巨大なガラスケースに保護されていた。描かれたのが1503-6年頃。500年の時空を超えても美しい微笑み。

観光客も少なくて本当に広々と気持ちよく観て廻ることができた。

「ミロのヴィーナス」

3時間少々だったが、一通り歩いて”まわった”。あるものが傑作ばかり過ぎて、観ていてなんだか麻痺するというか、圧倒されてヘトヘト&お腹もペコペコ。

♬ラヴェル「弦楽四重奏曲

最終日のランチは、マレ地区から東へ行った11区にあるビストロ「Septime」へ。
昨年4月にできたビストロ。選んだ理由はブログや雑誌等の評価に加え、若干中心から外れたロケーションと、写真で見る内装がいい意味で力が抜けていて居心地が良さそうだったから。

前菜は牛肉のタルタルと泡立てたクリームソースが乗ったもの。
まるで現代アートのような配置だが、食べるとタルタルにはアンチョビソースやカラスミも少々混ざっていてとても力強い味だった。

主菜は豚肉のロースト
黒光りするフラットなプレートに盛られた野菜に隠れて分厚い豚肉が。これも火入れや味加減が絶妙。

デザートもこれまた申し分無く美味しい。特にチーズの塩気がいい感じにデザート全体を引き締めてくれていた。

アメリカ人の客も結構来ていたが有名ガイドで取り上げられているのだろうか?
まあ、行ったところはどこも美味しかったけど、またパリに来ることがあれば、とりわけここは再訪したい。

80, rue de Charonne 75011 Paris

そして、ペール・ラシェーズ墓地へ。
パリ最大の墓地だけに地図でみてもとにかく広い!

ここでアポリネール 、ジム・モリスン(ドアーズ)、ショパン、スーラ、ドラクロワ 、バルザック、プルースト 、マリア・カラス、モディリアーニ 、モリエール 、ロッシーニなど多数の芸術家、文化人が眠っている。

特にモディリアーニの画は10年以上家のリビングを心地よい優しさで包んでくれた。

彼のモデルに注ぐ痛々しい程ナイーヴで、でも優しい眼差しが感じられる。

その彼のお墓を探してさんざん歩いた末やっと見つけた。

アメデオ・モディリアーニの墓前に花屋で買った白いバラを添えて、今回のパリひとり旅は幕を閉じる。


Fin..

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