決めたのは10日前。そこから夜な夜な情報収集。パリに関するブログやウェブサイトを日本語、英語、さらにはフランス語のサイトまで探して読み、気になったところはノートに書き出したり、地図にかき込んだりして徐々にイメージがわいてきた。
♬エリック・サティー「Je te veux」
いままでじつはパリどころかヨーロッパに行ったことが無く、大学時代にはフランス語を専攻したが「Bonjour!」しか記憶に無い。そういう言葉の壁は感じつつも、一方で自分の好きな画家の画がひしめく世界屈指の美術館等があるし、ドビュッシーを初めとするフランス音楽も現地で楽しみたい、また食いしん坊には、本場のフランス料理やパンも食べてみたい、とはずっと思っていた。しかしユーロが対円で100円を切ったら、さすがに今のうちに行くべきだろうということで、寒い季節にも関わらず思い立って急遽行ってきた。
書店に積まれていた比較的最近でたこの本でパリのグルメシーンを急いで吸収し、日本からネットや国際電話で予約を入れて、徐々に全体のプランも立っていった。


ちなみにこの本は読んでみて、そして実際紹介されているレストランに行ってみて思うところとしては、かなり先進的でパリの人でもここまで最新をおさえていないのではないか、というくらいホットな情報が載っていたし、また分かりやすく基本的なところもおさえてあったので、とても重宝した。
フランス語はこの本をとりあえず読み、機内でようやく読み切った。ノートもとりまくって1冊丸々使った程、だいぶ昔の記憶も蘇ったし、リスニングはダメだろうけど、言いたいことは辞書さえあれば言えるとこまでいった。なお、この本はオヤジギャクというかダジャレが酷くて、僕でさえも、まるで鏡に映る自分を見ているようで恥ずかしかったが、要点をしっかりおさえ、且つ飽きないように学ぶ順番も工夫していて、良くは出来ているなぁと思う。ダジャレは苦手でも頑張って一旦乗っかってしまえば大丈夫で、僕なんかは、テキストも最後のほうになると、もうダジャレも終わりかぁと心惜しくなった程だ。

そういえばウディ・アレンの最新映画「Midnight in Paris」も季節こそ違えどパリのイメージがわいてよかった。日本公開は今夏で、僕は既に観たのだが、相変わらずのウディ・アレン節が可笑しかった。
12時間のロングフライトを終え、パリへ! 夕方4時。
*ちなみに、この旅では一日、朝、昼、晩にその時の気分だったフランス中心の曲を♬記号とリンクとともに載せている。そして主にフランスの詩人による代表的な詩も引用しているので聴きながら楽しんで頂けたらと思う。
タクシーでホテルへ&チェックイン@「Le Pavillon des Lettres」
まだ出来て間もない、こじんまりとしたホテルだけど、何故か部屋のアップグレード&朝食付になった。いいスタートだ!
des Lettresというだけあって、部屋にはそれぞれ作家の名前が掲げてある。向かいはプルーストで、僕の部屋はOVIDE。
ヴァンドーム広場のとある高級宝飾店。ここは実は昔ショパンの終の住処でもある。明日は日曜でパリの大抵の店は休みだから、閉店間際に食料を買い出しへ。
結局、パリの初ディナーはラファイエット・グルメで買った上記食材に加え、フォアグラ、JPHのマカロン、アルザスワイン、チーズ盛り合わせ、プチトマト)でルネッサ〜ンス!
「落葉」
秋の日の
ヰ゛オロンの
ためいきの
ひたぶるに
身にしみて
うら悲し。
鐘のおとに
胸ふたぎ
色かへて
涙ぐむ
過ぎし日の
おもひでや。
げにわれは
うらぶれて
ここかしこ
さだめなく
とび散らふ
落葉かな。
♬ドビュッシー 「アラベスク 第1番」
タクシーでホテルへ&チェックイン@「Le Pavillon des Lettres」
クールでコンテンポラリーな内装。
des Lettresというだけあって、部屋にはそれぞれ作家の名前が掲げてある。向かいはプルーストで、僕の部屋はOVIDE。
ここの壁画も誰かの小説の文章が土壁に掘られてある。
ラウンジ、その2。
エルメス本店
ヴァンドーム広場のとある高級宝飾店。ここは実は昔ショパンの終の住処でもある。明日は日曜でパリの大抵の店は休みだから、閉店間際に食料を買い出しへ。
「落葉」
by ポール・ヴェルレーヌ 訳 上田敏 『海潮音』より
秋の日の
ヰ゛オロンの
ためいきの
ひたぶるに
身にしみて
うら悲し。
鐘のおとに
胸ふたぎ
色かへて
涙ぐむ
過ぎし日の
おもひでや。
げにわれは
うらぶれて
ここかしこ
さだめなく
とび散らふ
落葉かな。
♬ドビュッシー 「アラベスク 第1番」
昔からパリに行ったらドビュッシーのピアノ曲にうっとり耳を傾けながらワインを飲んでみたいなぁと思っていたんだ。。。



0 件のコメント:
コメントを投稿