月曜日, 1月 30, 2012

パリ一人旅(Day 3)

Bonjour! パリ3日目。

♬ドビュッシー「La fille aux cheveux de lin

今朝もセーヌ川沿いを20キロラン。

ラン中、アポリネールの詩と共に高校時代の切ない思い出が突然鮮明に蘇ってきて驚いた。


「ミラボー橋」

by アポリネール

ミラボー橋の下をセーヌ川が流れ
われらの恋が流れる  
わたしは思い出す
悩みのあとには楽しみが来ると
  
日も暮れよ 鐘も鳴れ   
月日は流れ わたしは残る

手と手をつなぎ 顔と顔を向け合おう
こうしていると
二人の腕の橋の下を
疲れたまなざしの無窮の時が流れる  

日も暮れよ 鐘も鳴れ
月日は流れ わたしは残る

流れる水のように恋もまた死んでゆく
恋もまた死んでゆく
命ばかりが長く
希望ばかりが大きい  

日も暮れよ 鐘も鳴れ
月日は流れ わたしは残る

日が去り 月がゆき
過ぎた時も
昔の恋も 二度とまた帰ってこない
ミラボー橋の下をセーヌ川が流れる

日も暮れよ 鐘も鳴れ
月日
は流れ わたしは残る


さて、着替えてランチは一ツ星レストランの「Dominique Bouchet」

洗練された内装。

トリュフと栗のスープ。

仔牛の脳みそ。
すごくおいしい!


主菜は「鳩のロースト、もも肉のコンフィ、レーズンのポレンタと赤ワインで蒸したキャベツを添えて」(たぶん)、はとっても濃厚で食べていて血が騒ぐ。

日本からメールで色々やり取りをしていたので、その後もう1品サービスしてくれた。安定感のある美味しい店だった。

11, rue Treilhard 75008 Paris


食後は散歩がてらパリ、オペラ座にふらっと。

オペラ座のギフトショップへ。

ギフトショップから望むエントランスを入った辺り。

ギフトショップではピナ・バウシュの「オルフェオとエウリディーチェ」のパリ、オペラ座公演と最新映画(日本公開は2012年2月末)「PINA 3D」のDVDを購入。ピナ・バウシュのバレエはカリフォルニアにいた時「Nelken」を観て以来大ファン。ちょうどパリのオペラ座でやるとウェブサイトで分かっていて、是非行こうと思ていたのだが、すべての日程が全席ソールドアウトだったのだ。。。

♬グルック作曲 振付ピナ・バウシュ「オルフェオとエウリディーチェ

一旦ホテルに戻り着替えて、これから再びオペラ座でオペラ。
演目は「La Cerisaie」といってチェーホフの戯曲「桜の園」を元に作られたオペラで、作曲家はフィリップ・フェヌロン。一人旅だけどせめてと思い、ネクタイとチーフは桜っぽくしてみた。

さて、いよいよ楽しい宴の始まり。。。
この階段は、ミュージカル「オペラ座の怪人」の「マスカレード」を歌っている辺り。(動画だと1:25-と5:05-くらいのところ)

シャンパンでも飲みながら、開演前に談笑中の人々。

直前だったこともあり一番高い席しか空いていなかったため、個室だった。

なるほど、最高の眺めだ。

同じフロアの奥には「オペラ座の怪人」のファントムが常に指定していた“ 2階 5番のボックス席 ”が見える。
今宵は誰が座るのだろう。。。

隣には直前に品のいい紳士が来て座っていた。

さて、天井をどうぞ!
溜め息しか出てこなかった。。。

とくに休憩時間は桟敷席からずっとシャガールの天井画を眺めていた。よく見るとそれぞれオペラやバレエをモチーフにしているのが確認できた。認識できたもので、チャイコフスキー「白鳥の湖」、アダム「ジゼル」、モーツァルト「魔笛」、ストラヴィンスキー「火の鳥」、ラヴェル「ダフニスとクロエ」、ドビュッシー
「ペレアスとメリザンド」など。

ひとつひとつの装飾品も綺麗に磨かれて、美しく輝いていた。


作曲家フェヌロン&作家チェーホフ、仏&露コラボのオペラ「La Cerisaie」@パリ、オペラ座は無事に終了。
ちなみに言葉はロシア語で字幕はフランス語だったw。本を読んだことがあったから、なんとかあらすじは追えた。舞台はセンスがよく、音楽は調性からいかに自由になるか頑張ってる感じでとても現代っぽかった。というか、まあ、不協和音だらけだったがw、途中ソプラノ2人の二重奏はこの上なく美しかった。

夕食は昨日行ったラスパイユのビオマルシェで買った野菜とサラミでサラダを。


イベリコハムも40ユーロと高いなと思っていたが、実際100枚くらい入っていたので今回の旅行中ずっと食べられそうだ。。。

ジャン・ポール・エヴァンのマカロンも食後にぺろっと食べた。


♬プーランク「O Magnum Mysterium

そういえば、今日、1月30日はフランスの作曲家、フランシス・プーランクの49回目の命日だった。「私が死んだら、墓の上に『アポリネールとエリュアールの作曲家、ここに眠る』と書いておいてくれれば本望」といってた彼を偲んでこの音楽を聴き、コニャックをあおって寝た。

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