土曜日, 9月 26, 2009

Classical (Piano) for 目黒川ジョギング

J−Pop、エレクトロニックに続き今度はクラシックです。でもジョギング用に選んでいたら、たくさんオススメがあったので、まず今日はピアノ曲に絞ってご紹介します。


1. シューマン: 「Carnaval, Op. 9 1. Preambule」ミケランジェリ: 邦題は謝肉祭といいます。豪華絢爛に始まる1曲目のこの曲は、ジョギングの開始にとってもふさわしい曲です。クラシックを好きになって、相当初期の頃に買ったアルバムです。ピアニストのミケランジェリも完璧主義者といわれるだけあって、1音1音磨き抜かれた見事な演奏です。

2. モーツァルト: 「Sonata for Two Piano in D Major 1. Allegro con spirito」ラローチャ&アンドレ・プレヴィン: 2台のピアノが軽快に掛け合いながら進んでいくこの曲はジョギングにぴったりです。僕の愛聴盤はラドゥ・ルプとマレイ・ペライヤの競演のものですが、iTunesストアにはありませんでした。でもこのバージョンもいくつか試聴した中では、圧倒的にオススメです。

3. シューベルト: 「3 Marches Militaires, D. 733, No. 1 in D Major (Allegro Vivace)」クリストフ・エッシェンバッハ&ジュスタス・フランツ:これはゲームにも使われた有名なシューベルトの連弾曲です。意気揚々としたマーチで、ジョギングも軽快です。またピアニストのエッシェンバッハは最近ではずっと指揮の方に専念しているけど、ピアニストとしてもとっても素晴らしく、均衡のとれたお手本のような演奏をします。特に彼のモーツァルトの演奏は大好きです。

4. シューマン: 「Toccata in C Major, Op. 7 (Allegro)」スヴィヤトスラフ・リヒテル:ロシアのピアノ界の巨匠による演奏です。非常に快活で運動性の強い曲ですが、中には叙情的なメロディも盛り込まれていて変化に富んだ曲です。

5. ベートーヴェン: 「Piano Sonata No. 14 in C Sharp Minor "Moonlight" 3. Prest」ヴィルヘルム・ケンプ:こちらはドイツの巨匠のケンプによる演奏。曲は有名なベートーヴェンのピアノソナタ「月光」の第3楽章です。彼のこの曲は古典派のぎりぎりの彼岸に位置づけられる曲で、この時代以降シューマンをはじめとしたロマン派へと移行していきます。非常に情熱的な曲でジョギングの中盤を引き締めてくれます。

6. ドビュッシー: 「Suite Bergamasque L. 75 IV Passepied」パスカル・ロジェ:「月の光」で有名なベルガマスク組曲の最後の曲です。葛飾北斎などを代表する日本の浮世絵に大きく影響を受けたドビュッシーのこの曲は、まるで飛脚が東海道をエッサ・ホッサと走っている情景が浮かびます。だからジョギングにもぴったりの曲。ピアニストのパスカル・ロジェはフランスのピアニストで、ドビュッシーを始めラヴェル、フォーレ、サティ、サンサーンスなどフランスの作曲家の佳曲を優雅に弾きます。日本でもコンサートをやっていて、よく中規模の紀尾井ホールで親密なコンサートをしてくれます。

7. プロコフィエフ: 「Toccata Op. 11」マルタ・アルゲリッチ:結構マイナーな曲だとは思うけど、ジョギング用ということでこの曲を挙げました。曲もトッカータというだけあって、とても早いパッセージの曲だけれど、ピアニストのアルゲリッチが完璧な演奏を披露してくれています。以前彼女の弾くラフマニノフのピアノ協奏曲第3番を聴いた時は、あまりのテンポの速さと、それに負けない技巧に腰を抜かしました。

8. リスト: 「Mephisto Waltz No.1 S.514」ホルヘ・ボレット:当世屈指のリスト弾きによるリストの中でも難曲のこの曲をジョギング用に選びました。ゴールまでもう少しです。

9. ストラヴィンスキー: 「Three movements from "Petruschka" 1. Danse russe (Allegro guisto」マウリツィオ・ポリーニ:ストラヴィンスキーの三大バレエ音楽のひとつ「ペトルーシュカ」の中の「ロシアの踊り」をピアノ曲に編曲した超難曲。これでスパートをかけます。演奏はこないだサントリーホールに来ていたけれど、チケットが手に入らず残念ながら行けなかった、イタリアのピアニストのポリーニです。彼の恐ろしい程凄まじい演奏に半ば酔いしれて目黒川を走りきりましょう。

あと、これらのジョギング用のプレイリストも良いのだけど、グレングールドの弾くバッハのゴールドベルク変奏曲もオススメです。映画「羊たちの沈黙」やアニメ版の「時をかける少女」(とても良い映画でした)にも使われていたし、特に1981年の録音がジョギングには合っていると思います。アリアと30の変奏曲と最後にまたアリアで51分、ジョギングコースとぴったりです。以前ブログにもこのアルバムについては書いたので、よかったらみてみてください。

僕もこれから、これらの曲で目黒川をひとっ走りしてきます。

では、また。

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